駅の窓口に、定期購入者の列。行列の長さは昔ほどの長さじゃないような気がするけれど、健在で嬉しい。
並んでいるのは面倒なことかもしれないけれど、見かける私のほうは、春だなあとわくわくしちゃう。
思ったとおりの春じゃない人もいるかもしれないけれど、通うところや待っている人がいるというのは、素敵なこと。
同じところに通っているとしんどくなる私が言うのも変だけど、ずーっと野に放たれて生きているので、定期券を買わなくちゃいけないという権利(という言い方も変だけど)に憧れるのだ。
今でも、大学の時に定期と鞄とおそろいの定期入れを買ったときのときめきが忘れられない。結局3年間しか、持てなかったけど。
タワーマンションの前に、トラック数台が並んでいる。
お引っ越しの列。
これまた、遭遇するとスキップしたくなる。
この町で、いいことありますように念。