10代のころ、母のカメラや、使い捨てのカメラで写真を撮ったりしたとき、自分がみているように世界を抜き撮れないことがほんとうに悔しかった。
悔しいからもっと撮るというよりは、うまくいかないからもうイヤだ。やらない。。。のほうに気持ちが向いてしまったから、大して好きじゃなかったのかもしれないけれど、心が動く景色をみるたびに、「やっぱりカメラをちゃんと勉強したいなあ」と思ったりもした。
今は、iPhoneのおかげであの頃撮れなかった景色が残せてとっても幸せ。
私にとってのいい写真は、あとで見返したとき「なぜこう撮りたいと思ったか」を思い出せること。
風に揺れている葉っぱがかわいかったとか、日差しの色が気に入っていた、とか。
記憶の外付けHDみたい。
明日は、晴れるみたいだし、あったかそうだから、年末の世界を抜き撮りに行けるといいなあ。