東京タワーを見ながら
増上寺さんにお詣り。
平日の昼下がり。
お堂の中には
飾り格子を通して
光が芸術的に差し込んでいた。
何本も光の線が地に届くさまが目に見える。
静かなのに
耳がいっぱい。
胸もいっぱい。
目にもいっぱい。
何かはわからないけれど
たくさんの情報が入っている気がした。
解読できないのは私の脳みそが追いつかないせいだなと思った。
いつだって
万物に向けて光はまっすぐ注がれている。
それを救いの手だと表現するなら
間違いなく
全ての人を救う光が
いつだって注がれている。
私は何かひとつの宗教を信じているわけではないけれど
自分が「しんじる」は「神事る」のだと思っているから
こういう場所にお邪魔をすると
まさに邪な魔をあぶり出していただける気持ちになる。
一緒に行ったお友達も
嬉しそうだった。
素敵なものは誰かと一緒に味わえると何倍も嬉しい。
世界も同じだと思う。
この世界は、素敵な場所だから
みんなで一緒に大事に味わいたい。
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