7月。
夏に飛び乗ったような気分。
夏休みなんて全然関係ないのに
そんな言葉を連想しちゃうし
受験だってするわけじゃないのに
“夏は受験の天王山”という言葉も思い出して笑っちゃう。
自分が受験勉強をしているという現実が
面白かったというか、不思議な感じだった。
幼稚園の頃から
「人生こんな時もあるよね、仕方ないよね」と思う癖があって
嫌なことがあるたびに
「今だけ、今だけ」と思ってやり過ごすようにしていた。
逆に言うと
いいことも
「今だけ、今だけ」と思って眺めてしまうところがあるから
困ったもんだなーと30代くらいの頃に気づいて
ちゃんと「私の中に入る」ことを心がけるようになった。
身の丈を知ると
何にもできない自分しかいなくて恐ろしくなった。
無免許なのに？
コレをうまく操縦しなくちゃいけないの？
みたいな。
でも、自分という乗り物を操る免許なんてだーれも持っていないし
生まれてきたということは
すでに全部わかってるはずなんだよね。
最近、物忘れがひどいなーって思うけど
本当に覚えておかなくちゃいけないことだけで
生きていく準備なのかもしれないとも思ったり。
今日も、日没前の太陽と向き合った。
雨上がりの世界を
金色に輝かせていた。
どんな生き物にも
光合成みたいな力があると思った。
そのために
毎日太陽は出たり入ったりしてる気がした。
Comments