近所にあるのに
年に数回しか渡らない歩道橋がある。
橋の上に上がっただけで
いつもの場所が
見慣れない景色になって楽しい。
初めての一人暮らしをした街には
すぐそばに大きな道路があった。
信号待ちをしていると
なぜだかいやーな気持ちになる。
で、歩道橋で渡ることにする。
少し高いところから遠くを眺めていると
「今」を飛び出す感じがしてきて
橋の向こう側は
異空間につながっているかもしれないあと
ワクワクしてくるのだった。
思い出話を書いていたら
今と何にも変わっていないこと気づく。
人生は長いけど短い。
というか、太い。
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